日本の葬儀の在り方を変える 〜寄り添うの日本一に〜 さいき葬祭代表取締役「柚木力」インタビュー

第2の人生を楽しむ『しゅうかつ』

Q.あなたにとって『しゅうかつ』という字にどんな漢字を入れますか?

今年度、弊社柚木が情報の発信を開始した「終活」について提言。従来の「暗い」イメージを払拭し、新しい生き方としての「さいきの5活」をつくった。さいき葬祭の「しゅうかつ」にあなたはどんな漢字を入れて「今」の価値を高めますか?

さいきの5活 -新しい「しゅうかつ」のかたち-

  • 集活
    みんなで集まって活動をする。
  • 祝活
    朝起きることが出来た自分に祝福を。家族や友人の誕生日をお祝いし楽しく生きる。
  • 周活
    周囲や地域にも目を向け、一人でないことを実感。周囲との調和した充実感のある生活を。
  • 習活
    日々、勉強しながら何歳になっても何かを学び習って、充実した時間を過ごす。
  • 宗活
    心に信仰を持ち、日々を豊かに暮らす。

代表取締役 柚木 力 インタビュー

柚木力 経歴
  • 岡山県岡山市生まれ
  • 県立岡山朝日高校卒業
  • 広島大学在学中にITベンチャーを企業
  • 広島県ベンチャー企業支援事業に認定
  • 平成13年:東広島さいきに入社
  • 平成26年10月:東広島さいき社長就任
  • 平成27年11月:仏教寺院に出家し得度受戒 僧名は「三力」

さいき葬祭と言えば、近年東広島の地域シェアナンバーワンとなった葬儀社ですが、
葬祭業に携わる前は何を?

当時、大手IT企業は大掛かりなソフトウェアをカスタマイズし、一式販売をしていました。
そこで私は必要な部分だけの販売とそれを必要とするクライアントに対するカスタマイズの個別提案販売を始めました。技術さえあれば、必要なソフトウェアを低価格で販売することが出来ますからね。
クライアントの歩調に合わせることが選択の喜びにつながる先見性があることが認められ県の支援認定を獲得することが出来ました。起業しわずか半年で2つの営業所を構えるまでに成長していました。

数年後、ご縁がありIT会社は同業他社へ売却し地元老舗葬儀社へ転身。しかし、先代社長の考えで自社に出社する事なく県外の大手冠婚葬祭互助会と当時JA葬祭の走りだった熊本県のJA鹿本に修行に出ました。これが私の葬儀社人生のスタートでした。

ご遺族と地域との調整役。

葬儀のやり方よりも在り方を変えなければならないと感じています。
「昔からそうしていた。この地域ではそのようなことはしていない」という当たり前文化が根づいており、今から喪主を迎える世代間ギャップをどのように調和し融合していくかが命題です。

実は、この問題は東広島に限ったことではないのです。例えば、カープが好きだったお爺ちゃん、祭壇のまわりに真っ赤なバラと応援グッズでいっぱいにして送りたいと家族がおっしゃったのですが、町内会から「ここら辺は変わったことをしないようになっている」と要望があり、結果的に一般的な葬儀になりました。
また、お花が好きだったお婆ちゃんの祭壇を生前好きだった花で埋めようとした時に、周りから「他も同じように派手にしなければいけなくなる」と言われ、さほど金額は変わらないのに好きな花で送れなかっただけでなく、逆に家族葬を望まれていたのに一般葬になってしまったことも。

人生の最後だからこそ故人の人らしさが尊重されるべきではないでしょうか。
本来は互助の精神が原点だった地域のつながりが逆に「縛り」となってご本人様とご家族を振り回すことがないよう、調整役として尽力しているところです。

体感型事前相談サロンの開業。

社内にメモリアルムービーやオリジナルな礼状を作るための部署を立ち上げました。
また、酒蔵通りにある本社に体感型事前相談サロンを1月にオープンさせました。ここではその方「らしさ」が溢れる写真を一緒に選び、その場でご希望を取り入れながら映像の作成、生前遺影の撮影なども気軽に行える場にしていきます。
事前相談と言っても元気なうちはなかなかご縁がないものです。少しでも想像しやすい環境を作り上げる予定です。多くの人が気軽に足を運んで頂けるサロンになるとうれしいですね。

終活に代わるものとして。

一時期「終活」という言葉が流行していましたが、最近見かけなくなりましたね。
理由は相続や遺言は、いざとなると子供一人ひとりに対して思いが湧いてしまって決めきれない、あるいは法が仇となって思うようにならない。そして、亡くなる直前まで状況が変わりうるものなのです。したがってTVで見たような流行で行えるようなものではないことに気が付いたのでしょう。
だから「さいきの5活」を提言します。

さいき葬祭にとっての理想。

「個」に寄り添った十人十色の葬儀をプロデュースすることです。
その為に、まずは当社のサロンに来て頂いて、一枚の素敵な写真選びから5活をはじめて頂きたいのです。結婚式は未熟な若い2人の将来を誓う入学式のようなもの。似たような形式になるのも仕方がないと思われますが、お葬式の多くはあらゆる人生経験を積んだ集大成であり、卒業式です。
入学式と異なり、お一人お一人の名前が読み上げられるように。ご本人を含めた家族全員が「これで良かった」から「これが良かった」に変わる未来を創りたいですね。

共感のお願い。

時代を切り開いていくためには多くの方々の共感が必要です。
東広島発信文化として、皆様からの応援が不可欠です。ご協力お願いします。