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コロナ死者と我々のあるべき姿

社長ブログ「コロナ感染と葬儀社として」

昨夜、わが所属する全葬連広島組合にコロナ感染による初めての依頼が入りました。まずは合掌させていただくとともに、こころよりご冥福をお祈りいたします。また対応にあたられた吉村浩信社長には感謝申し上げます。

さて、とある有名なお坊さんが、もしコロナ死亡者が発生した際、寝台車に追走し運転手をつけて引導、葬送します!コロナの方は

きっと斎場で長い時間をかけての葬送儀式ができないので、それを搬送中にお経を唱え済まして、斎場では極めて短時間(五分以内)

に荼毘回向をするというお寺が申し出てきてくれています。 お布施は?と聞いたら本当に0円でも逆に1万円でも3万円でも、つまり

うわべじゃなくて本気でいくらでもよくて、何なら実際にはもらわないでいいといってくれてます。もし遺族がお寺のことを心配されたとき

は、こういう分かっているお坊さんを信頼して頼むのもありかなとおもっています。理由は、ネット社会からのリアル出会いのパターンだからです。

ネット上だけの話なら怪しい!しかし、私(当社)という仲介者がいて、ネットという立会人がいる。そういう意味で。

さて、コロナによる死亡があった時。もし火葬場まで運んで火葬することだけが目的なら、その理念は霊柩協会の理念ですよ。しかし

全日本葬祭業協同組合連合会の我々に行政から相談が来ている時点で、やはり運んで燃やせ!じゃないですよね。人は無宗教も含めた

宗教までの対応をすることが、いまあるべき心。そこで広島が全国に先駆けた素晴らしい活動になると私は思っています。

日本ではどうやら比率的には仏教が主にはなりますが、みんな憔悴しきって肝心の心の癒しや宗教の心を忘れています。

誰がどのように繋げてくれるかはわかりませんが、どこの誰が開発した病気なのかわかりませんがcovid19。出口の見えない病に対して

真剣に向き合う宗教者もいます。

よくこんな議論があります。宗教を信じて幸せになれない!と。しかし、信じるものがない人生はもっと不幸だ!と。これは世界的にどこでも言われている理論です。

難しい話はよく分かりませんが、大切な親兄弟、家族を、いっときのコロナで粗末にすることだけは無い世の中であってほしい、そして

「心理をあきらめるために、娑婆での儀式をあきらめないことが宗教であるのかもしれない」と言ってくれている僧侶もおられます。

私の周りには、ほんものが多くいらっしゃる。葬祭業22年目を迎え、私の周りには金儲けだけの葬式坊主はいないという自信が芽生えてきましたかね。

逆にそう願う当社社長、柚木でありましたとさ。※ちなみに今日私が書いた事は決して全葬連の公式見解ではない事は当然のこととしてご理解ください。しかしながら1つの手法ではあると思っております。

※ちなみに広島市内ですと現実として、よそのエリアから広島に稼ぎにきたにも関わらず、そこの地元葬儀社の文句を言って回って会員を取る葬儀社であるユウベル平安祭典さんには行政は依頼しませんでした。なぜでしょうかね?わざわざお金ももらえないのに危険をかえりみることなく従事するのはそんなに苦痛なんでしょうかね?また東広島では全葬連系葬儀社は何社あるのでしょうかね?

さて、明確なこうあるべき!的な答えはないにしても、しかしコロナ対策、我々がやるのは、簡単に言うとそれは公益を目的とした福祉活動だからです。現金を稼ぐのが上手なのはよそ者、わか者ですが、火事や災害があったときに助けてくれるのは、結局は地元なんです。よその土地から稼ぎに来た会社の社長は災害が起きた時に、あなたの街にそもそも居ません。だから助けてくれることは絶対にありません。全葬連は、地元葬儀社1600社の連合体です。東広島市内では全葬連所属葬儀社はアイフィットだけです。はい。

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