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伝統のネクタイ、25年ぶりにデザイン変更——次の四半世紀へ

25年ぶり——ネクタイのデザインを変更しました

このたび、アイフィットさいき葬祭のスタッフが業務中に着用するネクタイのデザインを、およそ四半世紀ぶりに刷新いたしました。新しいデザインは黒と紫を基調とし、当社のロゴを刻み込んだもの。葬儀という場に寄り添う色合いを大切にしながら、次の25年へ向けた「誓いの帯」として生まれ変わりました。

旧デザインに込めた四半世紀の想い

これまでのネクタイには、般若心経のお経が刺繍で施されていました。広島県は浄土真宗の篤い土地柄。「なぜ般若心経?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そのデザインとの出会いは、現在の社長が23歳で葬儀業界に入った直後、熊本のJA葬祭に修行へ赴いたときのことでした。当時の所長にそのデザインの意図を尋ねると、こんな言葉が返ってきました。

「お経の書かれたネクタイを着けることで、ご遺族が第一印象で『本物のプロが来た』と感じてくださるためなんだよ。」

その言葉は深く胸に刺さりました。浄土真宗の宗祖・親鸞聖人もかつて多くの宗派を学び、般若心経をはじめとする教えを深く読み込んだ上で、正信偈という到達点を世に残されました。宗派を超えて「原点は仏教である」という想い、そしてどの宗派のご葬儀にあってもプロとしての誇りを目に見える形に——そして冠婚葬祭互助会の会社での葬祭修行を終え広島に帰る。そして最初に着手した業務改善が(当時バラバラだった佐伯葬祭のネクタイ)をこのお経が刻まれたネクタイに変更すること、これが最初の仕事でした。それがお経の刺繍されたネクタイを纏い続けた理由です。その信念のまま、まるまる25年間、このデザインを着用し続けてまいりました。

新デザインの色が語ること

黒が意味するもの

黒は厳粛・威儀・深い敬意を象徴する色です。葬儀という人生最後の儀式に携わる者として、故人とご遺族に対する真摯な姿勢を、この色に込めています。

紫が意味するもの

紫はかつて高貴の色とされ、仏教の世界では慈悲・霊性・浄化を表す色として用いられてきました。悲しみに包まれたご遺族のそばに寄り添い、故人の魂を敬うという葬儀社としての役割を、この色に重ねています。

ロゴが意味するもの

社名ロゴを刻んだのは、「アイフィットさいき葬祭としての誇りの帯を結んで、この葬儀に携わる」ということをご遺族に伝えるため。そしてスタッフ自身が毎朝ネクタイを締めるたびに、ふんどしを締め直すような覚悟で仕事に向かえるよう、という願いを込めています。

バトンを渡すとき——過去と未来が交差する節目

社長は23歳でこの業界に入り、現在50歳。入社当時、颯爽と葬儀の一切をこなす先輩たちの姿に圧倒されたといいます。「スーパーマンだ」と尊敬してやまなかった方々が、当時ちょうど50歳前後でした。そして当時の社長が51歳。「ずいぶん遠い存在だ」と感じていたはずが、気づけば自分がその年齢を迎えていました。

25年という歳月は長い。旧デザインのネクタイとともに歩んだ先輩方の中には、定年退職された方も、すでにご逝去された方もいらっしゃいます。当時65歳だった方は、今や90歳。時の重さを改めて感じずにはいられません。

それでも、私たちは次のステップへ進まなければなりません。旧デザインへの万感の想いを胸に、新しいネクタイとともに次の四半世紀へ歩み始めます。

25年後、自分が生きているかどうかは分かりません。それでも、今この瞬間に結んだ「誓いの帯」を、25年先のスタッフへ確かに渡したい——そんな想いが、このデザイン変更には込められています。

どうか、これからの25年も温かく見守っていただけますと幸いです。

よくあるご質問

なぜ25年もネクタイのデザインを変更しなかったのですか?

創業期に修行先で出会ったお経の刺繍入りネクタイに深く共感し、「宗派を超えたプロとしての誇り」という理念がそのまま体現されていたため、四半世紀にわたり着用し続けてまいりました。

新しいネクタイの黒と紫にはどんな意味がありますか?

黒は厳粛と深い敬意を、紫は仏教的な慈悲・霊性・浄化を象徴する色です。ご遺族への寄り添いと、故人への敬意を色彩で表現しています。

広島県は浄土真宗の地域なのに、なぜ般若心経のデザインだったのですか?

親鸞聖人も般若心経をはじめ多くの教えを学んだ上で正信偈に至ったように、「宗派を超えて原点は仏教」という想いから、宗派を問わずプロとして誇りを持てるデザインを選んでいました。

ロゴ入りのネクタイに変えた目的は何ですか?

ご遺族に「アイフィットさいき葬祭が誇りを持ってこの葬儀に携わる」と伝えるとともに、スタッフ自身が毎朝ネクタイを締める際に覚悟を新たにできるよう願いを込めています。

このネクタイはいつ頃から着用が始まりましたか?

社長が23歳で入社した約27年前に修行先で出会い、創業から四半世紀にわたってスタッフが着用してまいりました。今回が初めての大幅なデザイン変更となります。

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