
遺影の前には、芋焼酎の黒霧島とタバコが静かに置かれていた。奥様が「いつもこれを飲んでいました」と話してくださったのは、打ち合わせの早い段階だった。担当のIはその言葉を式の形に落とし込むことを決めた。
68歳で旅立たれた故人様は、穏やかでおっとりとした方だったと奥様は語る。芋焼酎は黒霧島一択。タバコはホープかセブンスター。そしてお孫さんのそばにいることが何より嬉しそうだったという。飾らない日常の中に、その人らしさがにじんでいた。
会場はアイフィットさいき葬祭 フォレストホール2F式場。東広島市では浄土真宗のご葬儀が多い地域柄でもある。だからこそ担当のIは、宗教者との事前確認と式次第の読み合わせを丁寧に重ねた。慣れた形式ほど、見落としが起きやすい。その緊張感を最後まで手放さなかった。
お通夜は7月7日の16時から。翌8日の葬儀は9時から執り行われ、随時焼香の時間も設けた。遺影写真の前には黒霧島とタバコを供え、ご家族が故人様を身近に感じられる場をつくった。
お別れの時間、担当のIは紙コップに黒霧島を注ぎ、ご家族に手渡した。「お父様がお好きだったお酒とタバコを、入れてあげてください」。その一言でご家族の手が動いた。棺の中に、黒霧島とタバコが納まった。
担当のIの目に今も残っているのは、ご家族全員で棺を囲み、故人様にたくさん話しかけておられた場面だという。泣きながら、笑いながら、声をかけ続けるご家族の姿。言葉はそれぞれ違っていても、伝えたいことは同じだったはずだ。
「話せなくても、側にいてほしかった」
奥様がそう言って涙をこぼされた。それ以上の言葉は要らなかった。黒霧島とタバコは、ちゃんと棺の中で一緒にいる。
式が終わり、奥様は「また何かあったら相談させてほしい」と話してくださった。派手な言葉ではない。でもその一言に、このお見送りが何だったかが詰まっていると思う。アイフィットさいき葬祭 フォレストホールは、東広島市でそういう場所でありたいと考えている。

ご家族の声
「話せなくても、側にいてほしかった」
— 奥様
よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭 フォレストホールに家族葬を頼むと、どんな対応をしてくれますか?
故人様のご様子やお好きだったものを丁寧にお聞きし、式の形に反映します。今回は奥様との打ち合わせをもとに、黒霧島とタバコを遺影前にお供えし、お別れの際には棺に納めるお手伝いをしました。
Q.故人が好きだったお酒やタバコを、葬儀に取り入れることはできますか?
はい、お供えや棺への納棺品としてお持ちいただくことができます。今回のお式では、芋焼酎の黒霧島を遺影前に供え、お別れの場で紙コップに注いでご家族にお渡しし、タバコとともに棺に納めました。
Q.東広島市で浄土真宗の家族葬を執り行ってもらえますか?
はい、対応しています。フォレストホールのある東広島市は浄土真宗のご葬儀が多い地域です。宗教者との事前打ち合わせと式次第の確認を丁寧に行い、作法に沿ったお見送りをいたします。
アイフィットさいき葬祭 フォレストホール
〒739-0042 広島県東広島市西条町西条東1050
TEL 082-490-4333 / 対応エリア:東広島市・呉市・三原市
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬