
呉市安浦町のファミリーホール安浦で、一人の男性をご家族が見送りました。三人兄弟の真ん中として生まれた故人様。長い間それぞれの暮らしに追われ、兄弟が顔を合わせる機会は多くなかったと言います。
距離が縮まったのは、故人様が体調を崩して入院されてからのことでした。お見舞いを重ねるうちに、少しずつ素直な言葉が出るようになったそうです。「あんパンが食べたい」「ゼリーが食べたい」——喪主様の奥様は、そのひと言ひと言を嬉しそうに話してくださいました。
担当のNは、打ち合わせの最後にご家族へこう伝えていました。「お柩に入れて差し上げたいものがあれば、ぜひご準備ください」。当日、お好きだったものをお手元にご用意される様子がなかったことに気づいた担当のNは、打ち合わせでの言葉をもとに判断し、式の前に会場近くのスーパーへ向かいました。
調達してきたのは、あんパン、ゼリー、そしてコーヒー。「ブラックか微糖かまではお聞きできていなかったので、2本ともご用意しました」と担当のNは振り返ります。開式直前、ご導師のご入場を間近に控えたタイミングで、故人様のお近くにそっとお供えしました。
お供えに気づいた喪主様の奥様は、担当のNの方を向き、手を合わせて何度も頭を下げてくださいました。浄土真宗の作法にのっとった読経が始まり、すべての式次第が終わると、奥様はすぐに駆け寄ってこられたそうです。
「準備しようと思っとったのに、バタバタして買ってこれんかったんよ。弟に持たせてやれて嬉しい、ありがとう。」
担当のNの手を握り、何度もお礼を言ってくださいました。
今回のお葬式は、呉市安浦町にあるファミリーホール安浦での家族葬でした。菩提寺は呉市内のお寺様で、ご家族が直接お声がけされていました。アイフィットはご導師との式次第の確認をはじめ、浄土真宗の作法を基本に忠実に押さえながら、宗教者と事前に丁寧に打ち合わせを行いお式を整えました。
担当のNが式当日に行ったのは、打ち合わせでの言葉をもとにした、あんパン・ゼリー・コーヒーの調達とお供えです。ご家族が「気づいたらそこにあった」と感じられるよう、開式前の慌ただしい時間の中で静かに動きました。
「弟に持たせてやれた」という奥様の言葉は、長い入院の日々に積み重なった思いの結晶でした。あんパンとゼリーという小さな品物が、ご家族と故人様の間に橋をかけた瞬間でした。
アイフィットさいき葬祭は、呉市安浦町のファミリーホール安浦をはじめ、地域に根ざした会場でご家族のお見送りに寄り添っています。打ち合わせの中で聞いたひと言を、式の場で形にすること。それがアイフィットの仕事だと、担当のNは静かに語りました。

よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭に家族葬を頼むと、当日どんなことをしてもらえますか?
打ち合わせでうかがった故人様のご様子や好物をもとに、担当が式当日に判断して動きます。今回のファミリーホール安浦でのお式では、故人様がお好きだったあんパン・ゼリー・コーヒーを担当が近くのスーパーで調達し、開式前にお近くへそっとお供えしました。
Q.故人が好きだったものをお葬式に取り入れることはできますか?
はい、できます。お柩へのお納めやお供えなど、さまざまな形でお気持ちを表すことができます。今回のお式では、入院中に毎回持参されていたあんパンとゼリーをご用意し、故人様のお近くにお供えしました。ご希望は打ち合わせ時にお気軽にお話しください。
Q.呉市安浦町で浄土真宗の家族葬を行うことはできますか?
はい、対応しております。呉市安浦町のファミリーホール安浦で承ります。菩提寺がある場合はご住職との式次第の確認・調整もサポートします。浄土真宗の作法を基本に忠実に押さえ、丁寧にお式を整えます。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬