
献花の時間が静かに始まったとき、奥様は一本の缶ビールを手に取られた。銘柄は金麦。夫が長年、仕事の疲れを癒すように飲み続けてきた、あの缶だった。プルタブを引く小さな音が、式場に響いた。
奥様は涙をこぼしながら、缶をそっと故人様の口元へ傾けた。言葉はなかった。その代わりに、すべてがそこにあった。
故人様は、とにかく外が好きな方だった。週末には競馬中継を楽しみ、ゴルフ場へ出かけ、釣り竿を手に川や海へ向かう。そんな暮らしを長く続けてきた方だった。
打ち合わせの中で奥様は、そうした趣味の話を少しずつ語ってくださった。担当のSはその一つひとつを丁寧に書き留めた。「どんなものが好きでしたか」という問いに、奥様が答えてくださったのが金麦だった。
今回の葬儀は、東広島市のアイフィットさいき葬祭 フォレストホール2F式場にて、禅宗の作法に則って執り行われた。担当のSはご寺院様と事前に式次第を細かく確認し、読経の流れや焼香の作法をご家族へ丁寧にお伝えした。
メモリアルコーナーには、奥様との打ち合わせをもとに金麦をお供えとして用意した。競馬・ゴルフ・釣りを愛した方らしい、飾り気のない、しかし確かな「らしさ」がそこに置かれた。そしてお別れ献花の場面では、奥様が金麦を故人様へ直接飲ませてあげられるよう、担当のSは静かにその時間を作った。
式が終わり、ご家族をお見送りする場面で、奥様から「ありがとう」という言葉をいただいた。担当のSにとって、それがこの葬儀を振り返ったときに最も深く残る瞬間だったという。
大きな言葉ではない。それでも、その一言の重さは担当者の胸にしっかりと届いた。
好きな飲み物、好きな過ごし方、長年の習慣——そうした「その人らしさ」は、どんなに小さなものでも、お式の中に置くことができる。アイフィットさいき葬祭 フォレストホールでは、打ち合わせの中でそうした話をゆっくりお聞きし、一つひとつを形にすることを大切にしている。
東広島市で家族葬をお考えの方は、まず故人様の「好きだったもの」を思い浮かべてみてください。その話を聞かせていただくところから、私たちのお手伝いは始まります。

よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭 フォレストホールに家族葬を頼むと、どんな対応をしてもらえますか?
打ち合わせで故人様の好きだったものや過ごし方をお聞きし、式に反映します。今回は奥様から伺った金麦をメモリアルコーナーにお供えし、お別れ献花の場面で故人様へ飲ませてあげられるよう担当が時間を整えました。
Q.故人が好きだったお酒や食べ物を、お式に取り入れることはできますか?
はい、できます。メモリアルコーナーへのお供えや、お別れの場面での演出として形にすることが可能です。今回は生前に愛飲されていた金麦をご用意し、献花の際に奥様が直接手向けられました。
Q.東広島市で禅宗の家族葬を行うことはできますか?
はい、対応しています。担当者がご寺院様と事前に式次第を確認し、作法や焼香の流れをご家族へ丁寧にご説明します。アイフィットさいき葬祭 フォレストホールでも禅宗の葬儀を執り行っています。
アイフィットさいき葬祭 フォレストホール
〒739-0042 広島県東広島市西条町西条東1050
TEL 082-490-4333 / 対応エリア:東広島市・呉市・三原市
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬