
2026年7月、東広島市にあるアイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館の2F式場リビングで、ひとりの男性がご家族に見送られた。山口県岩国に生まれ、呉を経て東広島へ。長い旅路を歩んだ故人様は、晩年、ウイスキーをこよなく愛した方だった。
打ち合わせで、担当のHは奥様からこんな話を伺った。「お酒を飲めるギリギリの時期は、いちばん安いペットボトルのウイスキーを飲んでいたんです」
当日、奥様がご自宅から持参されたのはサントリーの角瓶だった。不思議に思って尋ねると、「中身はペットボトルの安酒。入れ替えてきました」と静かに答えられた。外は角瓶、中はいつものお酒。誰にも言わなくていい、ふたりだけの約束のような一杯だった。
担当のHは、国産ウイスキーのボトルにナッツとチーズを添えて祭壇にご奉呈した。故人様が好まれたものを、そのままそこに置いた。
今回は宗教者をお呼びしない無宗教・自由葬。当初は火葬式をご検討だったが、関東・大阪からご家族が集まることになり、みんなで見送る式典を選ばれた。打ち合わせの中で奥様がぽつりと話した。「夫の生前中から、練習していたピアノ曲があって……」担当のHはすぐに答えた。「電子ピアノをご用意できます。弾く弾かないは、その場の雰囲気にお任せしますから、すぐ出せるよう準備しておきますね」奥様は一度「やっぱりいいです」とおっしゃった。それでも担当のHは、当日、電子ピアノを式場の隅にそっと用意した。
お別れの挨拶を終えた奥様が、参列された皆様に向かって静かに言った。「練習してきた曲がありますので、下手ですが聞いてください」そして奏でられたのは、『ウイスキーがお好きでしょ』だった。
式場にいた全員が、静かに聴き入った。
その後、ご家族の中からさらに音楽が生まれた。ピアノを習っているというお孫様方が一人ずつ、自分の弾ける曲を披露された。「今日弾いてくれないと、おじいちゃんは今日しか聴けないよ」という奥様の言葉に背中を押されて、少しずつ、でも一生懸命に。義理の娘様はオカリナを独奏された。
用意した電子ピアノが、こんなふうに使われるとは思っていなかった、と担当のHは後に話した。ご家族が音楽で故人様を包んだ時間は、アイフィットが用意した空間の中で、ご家族自身が作り上げたものだった。
アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館では、宗教の形にとらわれない自由葬にも対応している。「こんなことをしたい」「生前から練習していたことがある」——そんな言葉を、打ち合わせの中で丁寧に受け取り、形にする準備を整えている。東広島市でご葬儀をご検討の方は、まずお気軽にご相談ください。


よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館に家族葬を頼むと、具体的に何をしてくれますか?
打ち合わせでのご要望をもとに、祭壇へのご奉呈品の準備や式中の演出手配まで担当が対応します。今回は故人様のご好物であるウイスキー・ナッツ・チーズを祭壇にご用意し、奥様のご希望を受けて電子ピアノを式場に準備しました。
Q.東広島市で無宗教・自由葬はできますか?
はい、対応しています。アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館の2F式場リビングでは、宗教者をお呼びしない無宗教・自由葬を執り行った実績があります。音楽演奏など、ご家族のご要望に合わせた式の進行が可能です。
Q.故人が好きだったものや、家族の特技をお式に取り入れることはできますか?
はい、可能です。今回のお見送りでは、故人様のご好物を祭壇に並べるとともに、奥様が練習されていたピアノ曲を演奏できるよう電子ピアノを式場にご用意しました。「したいけれど迷っている」という段階でも、打ち合わせでお気軽にお話しください。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬