
「母の漬ける沢庵が、本当においしくてね」——ご長男様はご主人と並んで座り、穏やかな口調でそう話してくださいました。九十代まで生き抜かれた故人様は、農作業で手を動かし続けた方でした。結婚前は庄原で、暗くなるまで畑に出て、牛の世話をして、それから夕食の支度をする。そんな暮らしを重ねてこられたそうです。
結婚後も働くことをやめませんでした。お酒の瓶詰めの仕事、工場、縫製——その手は常に何かを作っていました。旅も好きで、ご主人、そして姉夫婦と共に国内外を広く巡られたと聞きました。沖縄から北海道、ハワイ、ヨーロッパまで。野菜を育て、漬物を仕込み、遠くへ旅する。そういう方だったのです。
東広島市八本松にあるアイフィットホール花づくしは、こぢんまりとした温かみのある会場です。担当のOは、浄土真宗の作法に沿いながら、ご寺院様の導線と参列者の席配置を事前に丁寧に整えました。小さな会場だからこそ、空間の使い方が式全体の落ち着きを左右します。
そして、もう一つ動いたことがありました。買い物かごを手に、スーパーの漬物コーナーへ しば漬け、大根の漬物、きゅうりの漬物、梅干し——「これ、喜んでくださるかな」と思いながら選んだと、Oは後で話してくれました。さらに、Oの自宅の家庭菜園で収穫した野菜でサラダを作り、小皿に盛って祭壇にお供えしました。故人様の育てられた野菜、ご自身が漬けた漬物には及ばないけれど、それでも「野菜と漬物があること」を伝えたかったのです。
祭壇の前に並んだ漬物の小皿を見て、ご家族からこの言葉が出ました。
「わー、お漬物があるわ。好きだったもんね」
その言葉を聞いたとき、Oはこう振り返っています。「ご家族の皆様と一緒になって、故人様をお見送りできているような気持ちになりました。本当にうれしかったです」。
野菜を育て、漬物を仕込み、家族に食べさせてきた方の旅立ちに、野菜と漬物が並ぶ。それだけで、その方の一生が少しだけ、祭壇の上に現れる気がします。
アイフィットホール花づくしは、東広島市八本松にある会場です。家族葬に合った落ち着いた規模で、ご家族が故人様と静かに向き合える時間を大切にしています。担当者は式の段取りだけでなく、打ち合わせで聞いた「その方らしさ」を、できる形でお式に添えることを大切にしています。故人様の好きだったもの、日々の暮らしの中にあったもの——そういった話を、どうかそのまま聞かせてください。

よくあるご質問
Q.アイフィットホール花づくしで家族葬を頼むと、どんな対応をしてもらえますか?
式の段取りに加え、打ち合わせで伺った故人様のエピソードをもとに、担当者がお供えや会場の細かな配慮を行います。この記事では、担当者が自ら漬物を選んで購入し、自家菜園の野菜でサラダを作って祭壇にお供えしました。
Q.故人が好きだったものや、生前の暮らしにまつわるものをお式に取り入れてもらえますか?
はい、できる範囲でお式に添えることを大切にしています。この記事では、野菜作りと漬物が好きだった故人様のために、担当者が複数の漬物を選んで購入し、手作りの野菜サラダとともに祭壇にお供えしました。
Q.東広島市八本松で浄土真宗の家族葬を行えますか?
はい、アイフィットホール花づくし(東広島市八本松)で承っています。浄土真宗の作法に沿い、ご寺院様と事前に打ち合わせを行いながら、会場の席配置や動線も丁寧に整えて対応いたします。
アイフィットホール 花づくし(八本松本社)
〒739-0146 広島県東広島市八本松飯田7丁目3-2
TEL 082-426-6100 / 対応エリア:東広島市・呉市・三原市
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬