「棺の中に入れてあげたいものは、何かありますか」——告別式の直前に担当のMがそっとたずねると、ご長男様はすこし間を置いてから、お母様のことを話してくださいました。バラがとにかく好きだったこと。甘いお菓子と、ミルクを入れたコーヒーを毎日楽しんでいたこと。
準備の時間は限られていました。Mはその言葉をすぐに形にできないか、頭を動かしました。
バラはご用意が難しく、ご家族が代わりに選んできてくださったのはトルコキキョウとガーベラ。やわらかな色合いが、故人様の雰囲気によく似合っていました。
甘いお菓子もご家族が持参されました。Mが手配したのは、ミルク入りのアイスコーヒーです。ただ棺に添えるだけでなく、「最後にお母様に飲ませてあげませんか」と提案しました。
ご長男様の答えは、間髪入れない「やりたいです」でした。Mは後にこう話しています。「それまで慎重に考えて判断されていた方が、そこだけは即決だった。本当にやらせてあげたかったんだと伝わってきて、胸に来るものがありました」。
会場はJR安浦駅から徒歩約3分、呉市安浦町のファミリーホール安浦です。今回は友人葬という形でのご葬儀でしたが、ご家族の事情や今後の供養のご意向をしっかりと伺い、ご状況に合った宗教形式をご提案するところから担当のMは関わりました。宗教者との事前の打ち合わせや、当日の式次第の整え方も、丁寧に準備を重ねました。
祭壇まわりには、故人様が好まれた花の雰囲気を添えました。棺にはトルコキキョウ、ガーベラ、お菓子、そしてアイスコーヒー。ご家族おひとりおひとりが棺のそばを離れず、静かにお顔を見つめながら最後の時間を過ごされました。言葉はなくても、その場にある空気がすべてを物語っていました。
コーヒーを棺に納めた後、ご家族からの言葉はありませんでした。それぞれが、それぞれの思いを胸に、故人様のお顔を見つめていました。
「(ご家族からの言葉は特になかったものの、おひとりおひとりがお棺の近くから離れず、しっかりとお顔を見ながら、さまざまな思いを抱えてお別れをされていました)」
Mはこう振り返ります。「あの時間に立ち会えて、コーヒーの提案ができてよかったと、今でも思います」。
ファミリーホール安浦は、落ち着いた安浦の町の中に静かに佇む会場です。アイフィットは、故人様が好きだったもの、ご家族の「こうしてあげたい」という気持ちを、一つひとつ丁寧に形にすることを大切にしています。宗派や宗教形式のご相談も、どうぞ遠慮なくお声がけください。
よくあるご質問
Q.アイフィットのファミリーホール安浦に家族葬を頼むと、どんなことをしてもらえますか?
ご葬儀全体の段取りから、故人様の好きだったものを式に取り入れる提案まで担当が一緒に考えます。今回のお式では、故人様が毎日楽しんでいたミルク入りのアイスコーヒーを「最後に飲ませてあげませんか」と担当からご提案し、棺に納めるお手伝いをしました。
Q.故人が好きだったものや、生前の習慣をお葬式に取り入れることはできますか?
はい、できます。打ち合わせの中でご様子を伺いながら、一緒に形を考えます。ファミリーホール安浦でのお式では、毎日飲まれていたミルク入りのアイスコーヒーを棺に納めるご提案をし、ご家族に喜んでいただきました。
Q.呉市安浦で友人葬を行うことはできますか?宗派の相談にも乗ってもらえますか?
はい、対応しています。ファミリーホール安浦では友人葬のお式を執り行っています。ご家族の事情や今後の供養のご意向をしっかり伺い、ご状況に合った宗教形式のご提案と、宗教者との事前調整も担当が行います。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬