

故人様はゴルフをこよなく愛した方でした。奥様から担当のSがそのお話を聞いたのは、副葬品を一緒に考えていた打ち合わせの席でした。「ゴルフが好きだったんです」というひと言から、ご愛用の帽子を棺に納めることが自然と決まりました。
何年も使い込まれた帽子には、コースを歩いた記憶が染みついているようでした。それを納める奥様の手は、涙でにじんでいました。言葉はなくとも、その沈黙の重さがすべてを語っていました。
今回のお葬式は、アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館の2F式場リビングで執り行われました。ご参列は九名。身近な方だけが集まる、静かで温かな家族葬です。浄土真宗の作法に沿い、ご寺院様との打ち合わせをていねいに重ね、読経から式の流れまで滞りなく整えました。
担当のSが特に大切にしたのは、出棺前の時間でした。棺の蓋を閉じる前に、ご家族に故人様の傍に寄っていただき、直接触れてお声がけいただける時間をつくりました。この場面は段取りではなく、ご家族が本当の意味で「さようなら」を言える瞬間として、担当のSが静かに促したものです。
ご家族はひとり一人、故人様のそばに立ち、涙をこらえながら言葉をかけておられました。その姿を見て、担当のSは「この時間をちゃんと作れてよかった」と感じたといいます。副葬品の帽子も、その手元に静かに添えられていました。
葬儀の段取りは、どうしても時間に追われがちです。それでも担当のSは、蓋を閉じる前の数分間を、ご家族のための時間として確保しました。急かさず、静かに傍に立ち、ご家族が納得いくまでその場にいられるよう気を配りました。
涙ぐみながらも、ひとり一人が故人様に触れ、言葉をかけられた。担当のSにとって、それがこのお式でいちばん「やってよかった」と思える瞬間でした。
故人様が好きだったもの、使い慣れたもの。そういったものをお式に添えることは、難しいことではありません。打ち合わせの中でさりげなく出てきた「ゴルフが好きで」というひと言が、帽子をお棺に納めるという形になりました。
アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館は、東広島市で家族葬から一般葬まで対応しています。ご家族がその方らしいお別れをできるよう、担当者が一つ一つ丁寧に寄り添います。
よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館に家族葬を頼むと、どんな対応をしてもらえますか?
担当者がご遺族と打ち合わせを行い、故人様の思い出や副葬品のご要望をうかがいながら式を整えます。今回のお葬式では、出棺前にご家族が故人様に直接触れてお声がけいただける時間をつくり、ご遺族が納得してお別れできるよう静かに寄り添いました。
Q.故人が大切にしていたものを棺に納めることはできますか?
はい、可能です。副葬品としてお棺に納めることができます。今回は故人様がゴルフを愛されていたことから、長年使い込まれた帽子を一緒に納めました。打ち合わせの中でお話しいただければ、担当者がご相談に応じます。
Q.東広島市で浄土真宗の家族葬はできますか?
はい、対応しています。アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館では浄土真宗をはじめ各宗派の家族葬を執り行っています。ご寺院様との事前の打ち合わせをしっかり行い、作法に沿った式の進行を整えます。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬