八十代で旅立たれた女性は、穏やかな顔立ちとは裏腹に、家のことには一切妥協しない方だったそうです。家事の手の抜き方を知らない——そんな言い方がいちばん近いかもしれません。ご家族にとっては厳しい記憶も多かったはずです。それでも、最後のお別れの場で喪主のご婿様がこぼされた言葉は、こうでした。
「どんなに厳しくされても、寂しさがある」
厳しさの奥にあったものが、何だったかを示す言葉だと思います。
今回のご葬儀は、東広島市の西条駅北口にある、やすらぎ会館の敷地内に設けられたあい直葬ホールで執り行われました。直葬というかたちを選ばれたご家族のもとに、担当のIが寄り添いました。
出棺の1時間前、ご家族8名があい直葬ホールにお集まりくださいました。担当のIが準備したのは、税込15,000円分の切り花です。一輪ずつ手に取り、故人様のそばに添えていただく献花の時間を設けました。
献花が始まると、担当のIはそっと退席しました。「当家様と故人様の最後のお時間」と判断し、出棺ギリギリまでご家族だけの時間を守るためです。声をかけることも、進行を急かすこともせず、ただその場を静かに預かりました。
シンプルなお式であるからこそ、「この1時間をどう使うか」がすべてでした。
出棺を終えたご家族から、担当のIは「ありがとうございました」という言葉をいただきました。短い言葉の中に、ご家族が過ごされた時間の重さが感じられました。
厳しかった人を見送る気持ちは、複雑でもあるはずです。それでも最後にきちんとお別れができた——そのことが、ご家族の心に少し残ってくれたなら、担当者冥利に尽きます。
直葬は、規模が小さいぶん「ちゃんとお別れできるか」という不安を持たれる方も少なくありません。あい直葬ホールでは、献花の時間を設けることでお別れの場を丁寧に整えています。宗派が分からないままでも、ご安心いただけます。形よりも、その時間に何を感じられるかを、私たちは大切にしています。
よくあるご質問
Q.あい直葬ホールで直葬を頼むと、何をしてもらえますか?
出棺前の1時間を使ったお別れの時間を設け、切り花による献花をご用意します。今回のご葬儀でも、ご家族8名がゆっくりと最後のお別れをできるよう、担当が時間いっぱい場を整えました。
Q.宗派が分からない場合でも、東広島市で直葬を行えますか?
はい、問題ありません。あい直葬ホールでは、宗派が不明なご家族のお式も多くお手伝いしています。宗教的な形式にこだわらず、ご家族が安心してお別れできる場を整えることを大切にしています。
Q.直葬でも、故人にお花を供えることはできますか?
できます。今回のご葬儀でも切り花をご用意し、ご家族おひとりおひとりに献花していただきました。シンプルなお式だからこそ、花を手向ける時間が大切なお別れの場になります。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬