お通夜の準備が整いつつある式場で、担当のNは娘様おふたりに静かに声をかけました。「お父様のお好きだったものを、教えていただけますか」。しばらく考えてから、おふたりはほぼ同時に言葉に詰まりました。「好きなもの…そうねえ」。そして、顔を見合わせて笑顔になりながら答えてくださいました。「趣味って聞かれたら、パチンコよねえ」。
仕事一筋で長年を過ごされたお父様。定年を迎えてから、ようやく自分の時間を手に入れました。その時間をどう使うかは、迷わなかったようです。パチンコ店までの道のりは3キロ近く。運転免許証を返納された後も、歩いて通い続けました。娘様たちはそのエピソードを、呆れるでもなく、ただ笑って話してくださいました。それはきっと、そんな父の姿を、ずっと見てきたからだと思います。
葬儀はアイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館の2F式場で、浄土真宗の作法にのっとり執り行われました。担当のNは宗教者との事前の打ち合わせをしっかりと重ね、式の流れを丁寧に整えました。ご逝去から日が経っていたため、ご拝顔はかなわない状況でした。それでも担当のNが大切にしたのは、「おじいちゃんのそばへ」という時間を必ずつくることでした。最後のお別れの場面では、ご家族の皆様に故人様のお側へ近寄っていただき、お顔は見られなくても、確かにそこにいるお父様の存在を感じていただけるよう、静かに場を整えました。
担当のNは、パチンコにまつわる形あるものを用意することはできませんでした。でも、娘様たちが笑顔でエピソードを話してくださったあの瞬間は、式のあいだもずっと心に残っていました。好きなことに真っすぐだった父。その姿を、ご家族が誇りにしている様子が伝わってきたからです。言葉よりも大切な何かが、あの式場の中にありました。
アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館は、東広島市のご家族が集まりやすい環境の中で、家族葬から一般葬まで対応しています。「好きなものが思い浮かばない」そんなときでも、担当者がお通夜の前に声をかけ、ご家族との会話の中から故人様の人柄を丁寧に引き出します。どうかひとりで抱え込まず、思い出を少しだけ聞かせてください。
よくあるご質問
Q.アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館に家族葬を頼むと、担当者はどんなことをしてくれますか?
打ち合わせだけでなく、お通夜の準備中もご家族に声をかけ、故人様の人柄や好きだったことを丁寧に聞き取ります。この記事のお式では、担当のNがお通夜前に娘様おふたりから故人様の思い出をお伺いし、最後のお別れで故人様のそばへ近寄っていただける時間を整えました。
Q.故人の好きだったものが特にない場合でも、お式に気持ちを込めることはできますか?
はい、できます。形あるものでなくても、ご家族との会話の中に故人様らしさは必ず宿っています。このお式でも「好きなものがすぐ思い浮かばない」とおっしゃっていたご家族が、話すうちにお父様のエピソードを笑顔で語ってくださいました。担当者がその言葉を大切に受け取り、お見送りの場に込めます。
Q.東広島市で浄土真宗の家族葬は対応していますか?
はい、対応しています。アイフィットさいき葬祭 やすらぎ会館では、浄土真宗をはじめとするさまざまな宗派に対応しており、宗教者との事前の打ち合わせを丁寧に行ったうえでお式を整えます。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬