
亡くなる約一週間前、奥様が相談に来られました。「お寺様とのお付き合いはないので、無宗教のお別れ会で。でも、しっかりお父さんとお別れがしたい」。その言葉が、この家族葬のすべての出発点になりました。
担当のOは、事前相談のときに奥様が気に入ってくださっていたアイフィットホールつつじをご案内。一日一家族貸し切りで使える東広島市の家族葬ホールです。築年数が新しく、宿泊施設はホテルクオリティ。祭壇には洋花を中心に、華やかで柔らかな雰囲気が広がります。
夜間に搬送を終え、翌朝九時に打ち合わせへ伺いました。奥様とお嬢様お二人を前に、担当のOはプランの写真をお見せしながら内容をご説明しました。
最初は「そんなに派手にしなくていいの……」とおっしゃっていた奥様が、写真を見た瞬間に表情を変えられました。「やっぱりこれ!お父さんの最後だしいっぱいお花入れたいものね。他の方からのお花はお断りして、これにするわ」と即決。お嬢様お二人が「お母さん、やっぱりそうなるよね〜」と笑い、打ち合わせはずっと和やかな空気で進みました。
「ゆっくりお別れがしたい」というご要望に応えるため、担当のOは火葬の予約をぎりぎりまで遅く設定しました。足の悪い方が多いとうかがっていたので、火葬場の控室は洋室を手配。湯灌と祭壇搬入の時間を近づけ、ご家族の時間をできるだけ妨げないよう段取りを組みました。
お酒は何でも好きだったと娘様からうかがってました。当日はまだまだ暑い昼間、お別れの際には冷えたビールを紙コップ数個に分けてご用意しました。ご参列の皆さんで少しずつ、故人様のお口に含ませていただきました。最後のコップは、お花をたっぷり入れたお棺の中へそっと納めました。
湯灌によってお顔はとても穏やかになり、お孫様お二人がおじいちゃんのそばに寄り、優しいまなざしで静かに見つめておられました。その光景は、担当のOの心にも深く残りました。
ビールをお口に含ませながら、「最後のころはもう飲めなかったもんね。おいしい?お父さん」という声が上がりました。そして誰かがぽつりと言いました。
「飲ませすぎたら、酔っぱらって起きてくるかもね」
その言葉に、その場がふっと笑いに包まれました。泣きながら笑える、そんな時間でした。ご参列の方々からも「ここいいね」「お花も香りも素敵ね」「私もここを使わせてもらうわ」と、たくさんの声をいただきました。 お別れの最後は、少し出棺までに時間があったので、折り紙を準備。「さあ皆さん お父さんへの思いを込めて鶴を折って一緒に入れましょう。 おれますか?」これが意外と盛り上がります。 さっさと折れる喪主様は2羽。なかなか折れない男性陣 ちょっとレクチャーしながら出来上がった鶴は自信作。見てみてお父さん! と話しかけながら一緒にお棺に納めました。
皆様が出棺された後、担当のOがスタッフと共に会場を清掃していると、控室に常設してあるメモ帳にぎっしりと書かれた文章が見つかりました。スタッフが「私宛にお手紙が書いてありますよ」と手渡してくれた三枚のメモ。娘様お2人の連名で、いつ書いてくださったのかは分かりません。ただ、そこには感謝の言葉が丁寧に綴られていました。
担当のOは言います。「ご家族がどんなお見送りをしたいか、どんな時間を一緒に過ごしたいか。そこをしっかりお手伝いできればと思っています。心残りのないお見送りができるように」。東広島市で、アイフィットホールつつじは今日もその一家族と向き合っています。




よくあるご質問
Q.アイフィットホールつつじで家族葬を頼むと、どんなことをしてもらえますか?
ご要望に合わせた細かい段取りを担当が一括して行います。今回の家族葬では、ゆっくりお別れできるよう火葬の時間を遅めに設定し、足の悪い方に配慮して火葬場の控室を洋室に手配。湯灌と祭壇搬入のタイミングも調整し、ご家族だけの時間を最大限に確保しました。
Q.故人が好きだったものをお式に取り入れることはできますか?
はい、できます。今回はお酒が好きだった故人様のために、冷えたビールを紙コップに分けてご用意し、ご参列の皆さんでお口に含ませていただきました。最後のコップはお棺の中へ納め、故人様への想いをカタチにするお手伝いをしました。
Q.東広島市で無宗教の家族葬はできますか?どんな式になりますか?
はい、アイフィットホールつつじで承っています。宗教者を呼ばず、ご家族だけで自由にお別れの時間を過ごせるスタイルです。今回は洋花中心の祭壇を飾り、湯灌でお顔を整えた後、ご家族とお孫様がゆっくり寄り添えるお別れの時間をご用意しました。
アイフィットさいき葬祭 東広島・呉・三原の家族葬