研究者は永遠の挑戦者
あふれ出る涙が止まらない。
ありがとうを伝えきれない。
この数年、家族葬の名の下に
家族以上に共に過ごした時間の多い仲間が
最後の大切な場面を共に過ごせない(会えない)ことがあります。
データを出してみたわけではありませんが、日本のGDPや少子化や社会不安など含めた国力低下のグラフと、最後のお別れの機会減少のグラフが一致しているように感じています。
儒教の経典中の礼記に
修身斉家治国平天下という一文があります。
天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである。という意味ですが
我々の使命は、、、そのお手伝いです。
さて、しっかりとした大きな目標があるからこそ、小さなことを大事にする意味が増加します。
節約やコツコツ貯金もそうです。使いたい事(使う意味がある事)=生活を豊かにしたいことがあるからこそ、それに意味があります。夢も目標もなく過ごしていると、気付けば人も金運も逃げていくのです。
さて、絆(きずな)という漢字の語源は綱(つな)からきています。かねてよりブログ等で、一歩間違えたら家族葬とは絶縁葬ですから人によっては不向きだと唱えて参りました。とくに人の中に生きて来られ、これからも人の中で生き続けていく立場にある人は不向きです。ワシはええんよ別にという方も多いですが、後継者がおられた場合はその人に対して大切な船の係留ロープ(綱)をぶった切って去ることになりかねません。
ギリシャ神話中に、チャンスの女神に後ろ髪は無いといわれます。日本では時すでに遅しです。
先日のお客様のこと。志半ばで無念の最後を遂げられましたが、まずお生まれも亡くなられた場所も県外だったにも関わらずセレモニー(お葬式)は職場に近い葬儀場(弊社)をお選び頂き、そこに家族が駆けつけ、仲間が集まり、教え子が駆けつけ、涙、涙のうちに皆様に見送られました。
若きご本人様としてはさぞかし悔しかったと思います。
しかしそれを受けて多くの同志、そして多くの教え子の方々はその遺志を受け継いだある意味で未来への調印式セレモニーでもありました。
素晴らしいメンバーに見送られました。きっと先生の所属されたグループはこれから大躍進されること間違いなしです。
悲しくも、悔しくも、きっとやまない雨はなし。
お任せください。我々が必ず力になります。
合掌