お葬式は “人生の卒業式”あなたらしい最後の時間を支えたい。

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絶望と希望、その先に


「当たり前の精神」を今日はお話したいと思います。

まず、なにごとも期限を切ってからコトをすすめると好結果が出やすいですよね。でも、明らかに間に合わなくなった時に手の打ちようがないことが分かった時に絶望を感じますよね。それは提出すべき資料作りかもしれませんし、お金の返済期日かもしれません。経営者をしていると、社員の給与、設備投資の借り入れの返済期日、いろんなことがあります。しかし私がかつて経験した唯一の絶望は、実は「希望が持てなくなった時」だったので、それについてお話したいと思います。

2020年、世界をパンデミックが襲いましたよね。コロナ禍ってやつです。飲食店は灯りを消し、病院は異様な雰囲気へ。もちろん我々葬儀社も「ソーシャルディスタンス」とかいう国の勧めで、人が集まってはいけなくなった3年間がありました。ワクチンを打たないと仕事に従事してはならない雰囲気まであり、なかば強制的に私も社員もワクチンを打ちました。そんな葬儀社も多かったと思います。

コロナ禍で一番衝撃だったのは、「亡くなられたコロナ患者様を密閉袋にお入れし、さらに棺に目張り(ビニルテープで密閉)した上に、双方の消毒はもちろんのこと、ご遺体を搬送した寝台型霊柩車は感染防止のため48時間以上は次に使わないことが望ましい」という、今思えば意味不明な指導が行政や同業組合から入りまして、当社はそれを頑なに守りました💦現在はというと、亡くなられた方は呼吸もしないのに飛沫感染なんかするはずがないということで、インフルエンザでお亡くなりになられた一般的な方と同じ接し方に戻っています。あえて言えば、どのみちご遺体と接した際は、お仕事が終われば手洗いや消毒をするのは当たり前です。

そんなわけで、規模が3分の1、5分の1にも縮小されたセレモニーでお見送りをさせていただく葬儀で、耐え続けた3年間でした。売上はどん底に落ちたのは言うまでもありません。当たり前です。興味深かったのは、「コロナなんか関係ない、ちゃんと親族みんな集まってお別れをしっかりさせてほしい」というお客様も中にはおられたこと。これも当たり前の精神です。誰も責任は取ってくれないんだから、我が家は自己責任でやらせてもらうという感じでした。

そこで、まずは無い頭を使って、リモート葬儀を開発しました。こういうことは、みんながやり始めたからヤルのではなく、ヤル以上は日本で一番早くヤル!ということで、すぐに説明動画の番組も作りました。二番煎じは意味がありません。それも当たり前です。

すぐさま世の中から反響があり、全国テレビ放送の大下容子のワイドスクランブルやミヤネ屋から取材オファーが来て、全国放送で当社の特集が組まれました。すごいな~って思いましたが、よく考えたら、よそがやってなかったんだからそれも当たり前です。

しかし、そんな甘くはなかったのが現実です。数か月、そして1年経っても、2年経っても、パンデミックは終息しません。世間では半導体が入手できないとか、中国からのコンテナが届かないとか、ますますひどくなる一方でしたよね。

そうなってくると、なぜか希望が持てなくなってくる自分が出てくるんです。いやいや~って思うかもしれませんが、終わりが見えないと出口のないトンネルにいると錯覚するようになるんですね。。。
そして、浮かんでくる子供のこと、会社のみんなのこと、楽しかったこと、後悔したこと、いろんなことが脳裏を駆け巡る。朝に元気な太陽が出てくれば悲しくなる、そんな日々でした。仕事が仕事柄だけに、長引くコロナで経営難となり自死された方のご葬儀が入ったこともあり、心が凹むことも多々ありました。ありえませんよね。でも現実でした。明日は我がMe(身)だなと。

そしてコロナが明けて2年が経った現在、お葬式の規模は、昔のようには戻っていません。時々、100名を超える一般葬もございますが、大半が5~20名、家族葬です。

しかしよく考えたら、当たり前なんです。それも当たり前。少子高齢化で、年々高齢者の数は減っているんですから、参列者が減るのも当たり前。おもちゃ屋さんの数が減るのも当たり前、強い者が生き残るのも当たり前。誰より営業をして、一人でも多くの人に頭を下げてお願いをして、営業を重ねる。すると仕事が増えてくる。・・・当たり前です。他社よりも怠けたら仕事が減ってくる、それも当たり前。どっちの当たり前をとるか?です。

先日テレビを見ていたら面白いことを言ってる人がいました。日本には「言霊(ことだま)」がある。発した言葉の通り、言葉の通りになる。だから「少子化対策」で子供が激減したのは当たり前だ!って。本来は「増子化対策だろ!!!」って。少子化対策っていうから見事に言葉、言霊の通りになるんだよ馬鹿野郎!っとね。

分かりますか?言葉の通り少子になったでしょ?っておっしゃってました。だから下手な言葉は使っちゃいけないって
地域ナンバーワンシェア率の当社ですが、全国ナンバーワンの葬儀社になる!そのためにはまず100店舗の葬儀社になる!

私は1年前から実はこう言っています。(※実は尊敬すべき坂本龍馬の高知県の桂浜の砂浜に宣言して来ました)

なぜそんな大きな、人に言うには恥ずかしいぐらいの目標を立てたんですか?ってよく聞かれますが・・・
どん底を味わった人間は、上を見るしかない。しかし時間がない。だったら目標の半分もいかないかもしれない。だったら目標を2倍にすればよい。200店舗目指そうか?だって当たり前じゃんってね。
でもどん底の時に、何が結局自分を支えてくれてたのかな?と思ったときに、希望だったんですよね。あの日、脳裏に駆け巡った「浮かんでくる子供のこと、会社のみんなのこと、楽しかったこと、後悔したこと、いろんなこと」をまだ幸せにしてないじゃん!って。そして何より、自分がやらなければいけないことがある、、、それが「路頭に迷っている日本の葬儀文化を救うこと」です。

ふっと2年が経過して気が付いたのが、結局それらが自分の希望だったんだなって。希望がいっぱいだったけど、自分の生きる希望を謙虚に一つに絞ってなくてヨカッタかなって思います。もしもあの日、自分の夢や希望が、たった一つに絞っちゃっていたとしなら、、、たったそれを失っただけで生きる希望が無くなるでしょ?当たり前だけど・・・。だからこそ、バランスよく希望を胸に、多方面の希望、実現可能な希望、ゆる~~~い希望、そんなものも胸に秘めながら生きていれば、中途半端だっていいじゃない。完璧主義になると苦しいよ。って気が付かされたんよね。当たり前ですが・・・。 
                 敬具

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