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7月10日(土)の講演の内容を考える

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「どんなやり方で費用はいくら?お葬式に関するちょっと詳しい情報」
がテーマだそうです。

葬儀のやり方ですね。色々あるんです。

そして結局なんですけどね、ニーズも要望も百者百様なんです。来場者の欲しい情報も色々あると考えています。一番いいのは、個別に要望を聞いて、個別に相談に乗るのが一番いいと考えています。

しかし、人前でしゃべるお仕事をいただいたわけですから、そこをどうするか・・・を考えています。

昨今の葬儀に対するみんなの方向性を触りで伝えたあとに

本当は僕が現在消費者の皆様に伝えたいことの大きくはこちらです。

メディアやマスコミや薄弱な知識の元で執筆された書籍が消費者をミスリードしている状況を打開するという点です。

過去にさかのぼって考えて見ましょう。

ここ5年は家族葬がメディアブームですが、その前の5年(2000年~2005年)は無宗教葬のススメの時代でした。高額なお布施を取っていた寺院にとっては打撃でしたでしょう。しかし東広島近辺で考えると、相場が下がったという事もありません。もともとTVで言われていたような50万円だの100万円だということはまず無いからでした。よって無宗教として住職を呼ばないって流れになることも無くココまで来ました。

さて、それより以前は10年、15年前は何葬ブームがあったでしょうか?

当時はどちらかというと新興系葬儀社が自分達でトレンドを作ろうとしていました。

自然葬、海洋散骨葬、樹木葬、クレリ葬、宇宙葬・・・などなど。

しかし現在70歳の方でも15年前は55歳です。まさか葬儀のことなんか考えていないので、散骨ぐらいなら日常用語としてご存知かもしれませんが、それ以外はなじみが薄かったのではないかと考えています。

しかし当時、それと同時にこういう問題が顕在化してきておりました。それは

葬儀費用の明朗化、明朗会計

ですね。これは全葬連でも力を入れておりました。全葬連から色々な指導が来るわけです。

ちゃんと見積書を発行しましょう!とか事前に掛かる費用を伝えておきましょう!とかね。そこで消費者への10の約束!というポスターを店頭に貼っていた時期もあります。

今考えてみると当たり前なんですけど、当時は弊社でも書類は全て手書きでしたし、見積もりを出してくれ!と事前に来店されるお客様も殆どおられず、

逆に見積もりを出してください・・・と来店される50歳ぐらいのスーツを着た男性が来られましたら

ライバル社の探り調査か?

と疑心暗鬼になった時代でもあったのです。別に葬儀社が閉鎖的だったとは言えず、むしろ葬儀費用の見積もりを取る人自体が皆無だったわけです。

それが、現在ですとどうでしょうか?

何割かのお客様は事前見積もりを取っている時代になってくれました。

これは弊社にとっては非常にありがたい時代変化でもあったのです。

うちだけじゃなく、他社の見積りもとってくれたら、お客様がよく調べてくれます。
実はこんな話があるんです。
冠婚葬祭互助会系が葬儀なさったお客様が来店されました。
「140万円かかったんよね~。さいきさんじゃったらいくらぐらいで出来たかの~?」と。

その時お客さんが撮影した写真を見せていただき、ホール用祭壇の基本プランを少し幅を広げ、装飾用の生花を35万円分付け足したというものと、うちのカタログを比較しながら一緒に見て、うちならいいとこ総額で110万円ぐらいですかね~って話したわけです。

で、よくよく話を聞いてみると170万円請求されたけど、互助会積み立てがあったので30万円分引いてくれたんよ~、さいきさんはさらに30万ぐらいは引いてくれんのんか~?って。

いやいや~うちの場合は事前にお金を預かるシステムじゃないですから無理ですよ~、、、、と汗だくになって答えていました。そして、何とかうちの1万円の会員システムに入会していただいて帰宅していただいたんですがね。

でも考えてみて?

総額170万円の請求に対して30万円値引きしてもらって140万円でしたっていう消費者が多いんですが、

いやいやいや~、すでに払った積立金を相殺しただけであって(数万円分の値引きはあるかもしれませんが)値引きだとは思えないのですが?うちも、先に30万円ほど預けておいてくれれば、葬儀のときに30万円分は差し引く形には出来ますが・・・

と申しました。互助会ってのはそういう話なんです。

あるいは3口積み立てたのに1葬儀では1口しか使えないとかね。ま、事前に了承を得ていたとしても基本的には消費者トラブルになりやすい事例ですよね。

そこで1990年代後半は、明朗会計とか互助会問題に揺れた時期でもありました。

病院との斡旋方式じゃないのか?という癒着問題、こんなものも週刊誌を賑わしたもんです。

そのような葬祭業の歴史があるのです。

しかし以前も申し上げましたが、今の時代にしっかりと生き残っている葬儀社は・・・

割とその時代ごとに誠実に対応してきていると思うのですけどね・・・。

悪評の口コミほど怖いものは有りませんから。

また、大きく伸びる葬儀社も少なくなって来ています。理由は簡単で、都会ですと葬祭ホールの過剰建設問題、葬儀料金の天井打ち、時代背景による会葬者数の減少。それらが重なっています。

さあ、15時から提携業社さんと難しい問題の商談です。

がんばろ~~~っと。

ありがとうございました。

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