当社は「よく目にする「頑張って好印象を与える広告」に嫌悪するお客様」と向き合う
当社は「やたらと目にする異常なまでに好印象を与える広告を見て「え?」というお客様」と向き合おうと思っています。
そもそも葬儀の意味とは・・・みたいなことをさも自分が僧侶みたいなつもりで偉そうに綴る葬儀屋が出てきてしまっています。
葬儀の意味なんて、一人一人違ってて、答えは皆様の心の中に、すでにたくさん秘めてございます。ただただ明らかなのは、悲しみを感じた方々が、弔い、語り、向き合って来た。そんな歴史のように思います。
葬儀のお仕事は常に黒子に徹する、日陰のお仕事で、歴史ある同業の諸先輩方からもそう教わっております。
いつから葬儀社がお客様に対して知識をひけらかして、支配的な言動をするようになっちゃって、なぜ悲しみという感情を葬儀社サイドの都合でコントロールした形に落とし込もうとするのでしょうか?
葬儀の意味を語る葬儀社は、正直・・・怪しくないですか?
葬儀の文字は「葬送儀礼」の略であります。死者を送り葬ることに対し、礼の心を一生持ち続けることを誓うのです。そんな気持ちを持ち続けるんです。儀とは、分解すると『続くもの』を意味します。だから、続くのは続くのだけど、儀式の儀でもあり、儀式は昔から続いているのです。よってそう簡単にキャッチーなフレーズで語りつくせないし、人の送る気持ちがクルリと変わるものではないのです。
それはなぜか?
愛しいものは愛しい、悲しいものは悲しい、悔しいものは悔しい、つらいものはつらいからであります。
それは・・・答えは皆さまお一人お一人の中に答えはあるからですよっ。だから安心してほしいのです。下手に不安をあおられることがありませんように、また、孤独感を感じているあなたであっても、あなたは一人じゃない。
なかなか忙しい世の中ではありますが、この世の皆さまが平穏無事であることを、ただただ願うばかりです。