終活とは自分自身への引退通告か?との意見も
先日、全国組織の某団体の役員会で、6年間ほど会長をおつとめになられた60歳代の先輩が、会長職をご退任なさいました。
見た目も白髪の似合うダンディーなおじさまで、いつも会の冒頭あいさつは元気いっぱいだったんですがね。
今回は会長職として最後ということで、聞く我々も、色々なことが思い出されて少々物淋しくなっておりました。
やっぱり、任期中と任期を終えた後では違うんだなと感じました。任命された職務責任に燃えている時っていうのはあると思うんですね。
スポーツ選手もそう、芸能人もそう。現役というね。
こと、人生、各個人でいえば、「人はずっと現役」なんですよね。
あなたは生まれてからお亡くなりになるまで、役職「あなたであり続けるという職務」がある。
自分の人生を自主的に卒業することはそう簡単には出来ないですからね。
「人生は、いつも笑顔で健康で、お役に立ってさようなら」
という言葉がありますが、さようならを言うまでは、現役でエネルギーにあふれていたいものです。
だから、本音としては、終活ってのは自分の人生の終わりの想像であり創造なので、
一歩間違えると大変なことになるので、気をつけなければいけませんね。
少なくとも、仕事としてやってはいけない。子供の時から親が言ってましたが、
志事ですよ。
人は「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える。」
死ぬ準備を使命にしてはならないし、我々もそれを仕事にしてはならない。
元気に生きるという使命に燃えるお年寄りをサポートしていく覚悟です。
それが、今を生きるにつながると思いますね~。