「日経平均チャート」と「脱・終活」の関わり分析
一昔前は元気なお年寄りが沢山いたのに最近のお年寄りはめっきりネガティブなことを言う気がするようになった。TVで特集された終活芸能人の中尾彬や瀬戸内寂聴、橋田寿賀子などの生前整理とか、立派な墓の準備とか、誰にも告げずにひっそり送ってもらいたいというが、特集された彼らはお金持ち&子供がいない人たちばかり。そりゃさぞかし立派な終活ができますでしょうよと。浮世離れした人を終活の代表者みたいな形で紹介されると、普通の貧乏人の我々にどうしろというのだ?と感じましたね。
そこで、経済と死生観のかかわりについてちょっとだけ解釈をしてみました。
まずは日経平均のチャートをネットで引っ張ってみました。そこでわかったことは
失われた20年とか言われながら、なが~~いデフレスパイラルで不景気の波から反転の兆しも見えなかったリーマンショック。ちょうどそのころから終活というフレーズが出て参りましたね。週間ポストだか週刊現代といったたぐいの雑誌だったように覚えております。
なんか暗~~い感じですよ。そしてつい数年前までトレンドが変わるのか変わらないのか?で、縮小の三角持ち合い、あるいは、もみ合いをしばらく続けました。
そして突如として始まったアベノミクス。でもアベノミクスが始まったばかりの時は国民もみんな疑心暗鬼でしたね。
実はこんな数字があります。
自殺者の理由のうち、一位が健康上の理由、二位がお金の問題。つまり、体調、または経済が悪いと、人の心は病みいやすいのです。
しかし、今回のアベノミクスで2007年ごろのリーマンショック直前の直近高値は超えてきましたので、それを証拠として本日4月27日ですが日銀が9年ぶりに景気は拡大と表現致しました。
そこで日本人の死生観は原点に戻るといいますか、下手に暗いイメージを持たせずにせめて心の内側だけでも笑顔で元気になっていってもらいたいと考えているし、おそらくいきいきとしたお年寄りが安心して暮らせる社会が作れるはず!!!そう考えております。だからこそ、終わりに向けた活動ではなくて、今をよりよく生きる活動にシフト転換していただいて、暗い終活という言葉は使わない社会になっていただきたいと、切に願っております。また、将来への準備はお金持ちや芸能人の特権ではなくて、今を大切に生きるという心がけそれ自体で目的の8割は果たせていると考えております。