大衆演劇、ご来館誠にありがとうございました?
➖大衆演劇➖
主催は「東広島に大衆演劇を」実行委員会でした。実行委員長の勝谷(しょうや)様のリーダーシップの元、東広島市教育委員会津森教育長様をご来賓に迎えお二方に激励をいただいての開会となりました。
大衆演劇の凄いところは、台本なき言伝(ことづて)文化。セリフ台本はございません。何百年も昔からそれぞれの劇団座長から若い劇団員へ言葉で伝わったストーリーが今もなお語り継がれている点です。そして何百回も、何千回と舞台を重ねて精度を上げていく!
ストーリーから阿吽(あうん)の呼吸!それがすべて言伝である点。例えば、本来の和食職人、寿司職人。マニュアルでは語り継げないし、ましてや料理に本気の人生を賭けていればなおさら、心の部分。。。誰にでも出来るものではないことを知る。だからこそ、上っ面ではない本物を探し、出会い、心から信頼し合える体験を通じ、惚れあって伝えて行けるもので、伝わるもの。、、、アルバイトさんに職人からの人生全てを託すことは絶対に出来ません。せいぜいやり方を教えるだけです。大切なのは、やり方よりも在り方。他人の子供に在り方を説いたところで、その子供にはもっと大事な本当の父親がいます。仮に父親が居ないとして父親代わりのつもりで擬似親子内で偉そう言ってもそれは相手が決めること。逆に相手もそれでいいと言ったところで、所詮紙切れでさえも繋がっていない仲。つまり例えば相手から1000万円の保証人頼まれても引き受けるだけの覚悟や人的器がないのに、相手の人生は守れません。今を生きるのか、今だけを生きるのかの違いが生まれます。文章が長い(笑)
当社が見ている将来はアルバイトでまかなえる「フランチャイズ居酒屋さいき」ではなく「ほんもの割烹さいき」。それです。
ともかく閑話休題。いま、自分達の中に言伝文化は存在しているか?からの言伝の重要さを伝えていく使命が、老舗葬儀社には存在します。
エンディングノート、子供に迷惑を掛けないために自分の好きな食べ物や色、趣味、音楽、付き合いのある友人の名前を書けって?と。
親子がちゃんと会話しておれば何らエンディングノートなんて必要はないのかもしれません。そこが失われていませんか?と。親子の会話が無いのは仕方ないよ時代だよと言ってしまったら日本はおしまい。手仕舞いです。だから、本来の大切なそういう言伝文化を伝えて行きたいんです!と教育長様にお話させていただいた次第でございます。
まずはお礼まで
津森教育長と実行委員長