恩師からのお便りに・・・
恩師よりお彼岸のお便りをいただきました。その中に紹介されたのがダウン症書家の金澤翔子様の作品展。
「佛は常にいませども 現(うつつ)ならぬぞあわれなる 人の音せぬ暁(あかつき)に ほのかに夢に見えたもう」
そしてこのようにも
「ありがたや、高野の山の岩陰に 大使はいまだ、おわしまするなる。」
※以下、恩師のお手紙引用
「人の生活が穏やかに順調に流れているとき、佛は遠くにおられます。大きな試練に襲われたり、長年の苦労が夢のように成就した時、佛はすぐ近くにおられます。それは恰も(あたかも)生命の根源である「水(雨)」「空気」「太陽の光」が万人に平等に無料で与えられていることに、ほとんど無関心で過ごしていることに似ています。」と。
そういえば昨年はこのあたりは大豪雨災害に見舞われました。そして先日は千葉県で大規模停電です。困った時だけ神頼みしても救われない。日ごろからどういう備えをするかは、心の問題も同じなのかもしれません。先日テレビで瀬戸内寂聴さんがジャニーズの皆さんに対してこう仰っておられました。
「お金儲けをする努力は幸せかもしれません。しかしお金で幸せは買えないのです。」
何か大きな努力ではなく、小さな習慣こそが救われるべき命の大前提。
何を思うか、それは各自の自由です。ご参考までに
きっとどんな宗教、宗派だろうと、同じようなことをきっと説かれておられると思います。
昨日(9月24日)のことになりますが、そういえばとある場所でこんな書き物に出会いました。
「人生は60才から」
こう考えれば、前向きにもなれる今日の午後。
さあ、くよくよせずに頑張っていきましょう。