日本は経済成長していない なぜ
日本人全体が使ったお金=日本全体で誰かから支払われたお金
そこで交換されたもの=誰かに支払ってそこから得た価値
1万円で何かを売ると1万円を得ます。
言い換えたら、1万円を支払って1万円分の価値を得ます。
例えば銀行が誰かに300万貸したら、借りた人はその300万で車を買うことによって、その車屋さんを起点として市場にお金を流通させる代わりに300万円分の移動手段として・所有感・便利さといったものを手にします。その車が将来値上がりするようであれば投資物件ともなります。ちなみに銀行は借り手に対し利息を取ることによって300万円がそれ以上に化けます。
物々交換ではないですが、原理は同じです。昔は金本位制※1でした。
さておき、戦後、右片上がりの経済成長を経て、日本人は物質的に満たされましたね。物が飽和すると、見えるものしか信じられない人が増えました。
そして、なぜそれをするのか?との問いに、みんながしてるからという軽率な行動も増えましたね。
その昔、毎月一定額を貯金をしなさいと言い始めましたね。これが一番の誤りだったようにも思います。
欧米では毎月一定率を増やしなさいと教育されています。
例えば毎月1万円を貯金して2年もすると24万円になりますね?
しかし毎月1万円を貯金しながらその合計を毎月1割ずつだけでいいから増やすようにしなさいと教育していたとしたらどうなるかわかりますか?
なんと2年後には98万円になります。これを複利といいますね。
その通りになる確率は低いけど、知らないよりはいい。日本企業の大手精密機器メーカーに入社した知人の息子さんは
入社後の新人研修会で次のような課題があったそうです。「自分の退職金は自分で確保しましょう。自分の目標とする退職金を複利で上手に到達させる方法を考えなさい」
ってね。
右片上がりの時代は、まじめに勤め上げることが大事でした。逆に少々のお役不足でも独立起業して飯が食えた時代でした。
しかし現状の日本は違うとしか言いようがありません。まだIDECOもNISAもやってない30代、40代が多すぎるんですね。当然やっておかないと。
お金がある若者だってやっておかないといけません。なぜなら節税になるからです。さらに自営業の人は事さらにやっておかねばなりません。なぜなら自己破産したとしてもIDECOで積み立てたお金は保全されるんですから。そんなことも知らずに生きてはならない。
国の財政に期待したって、現役時代と同じ生活が出来るような満足な年金をもらえるわけがありませんからね。
大切なことは
そう、あなたの中にある価値観なんです。
あなたは何に重きを置きますか?
なにごとも悟ると見えてくるものがあるといいます。
一周まわったら、二周まわったら、見えてくるものがある。それが悟りだと思います。
どんな偉大な僧侶でも、人の助けが無く悟りに到達した人はおられません。
今日のタイトルの答えのヒントはそこにあるかもしれませんね。
たとえ自力であったとしても・・・。