あの手、この手
営業部署のレギュラーメンバーから毎日のようにメールで日報が届く。
ま、部署の方の出勤日は全て日報をもらうので、当たり前か(汗)
こういう内容がありました。
①「JAが安いとお客さんに言われます。」
②「平〇祭典の互助会が、最近「うちの会員システムは2倍の価値があるんですよ」と言って回ってる」
です。
高い安いは、私には分かりません。
言えることならあります。
「うちは高くはないです・・・。かといって、葬儀レベルを下げるわけにはいかないので値上げせずに頑張っています!例えば普通のお棺。平棺と言って、蓋(ふた)の部分が平らで彫刻などの飾りの付いていない普通のお棺。これ、内側の飾り布(内張り)と枕と布団、死装束(白い浴衣や足袋などの旅道具)などのお棺としての役目を果たす全てが揃っておりまして、これが31500円です。葬儀社によっては、そういう必要なものを全部揃えたら5万円で~、外側の木の部分だけなら25000円ですとか言ってる葬儀社があります。しかし25000円だけでは役目を果たしません。詐欺じゃないんだから。よく注意して見積もりを取ってください!」
と。
互助会の掛け金が2倍の価値がある・・・ということに関しては
内容を聞いていないので何とも言えません。
24万円預けて、解約する時に48万円になるんなら2倍の価値があるとは思います。が、そんなわけはありません。有料な投資物件でも、利回りは10%ってなもんです。銀行の利子は0.02%です。
敵ながらに、あまりに過剰な表現は
心配です。社長さんはしってるんだろうか?心配です。営業サイドは、会員を取れば給料が歩合で増えたりする会社が多いので、経営者が知らないうちに、過剰演出をする社員が出てくることもあります。
そういう部分を管理するのも経営陣の仕事です。
ま、切磋琢磨して、共存共栄、さらに言えば、競争共栄していければ、
僕はいいと考えています。
この町の全ての葬儀をうちで~なんて言えません。
昨年、東広島でお亡くなりになった方の人数は約1000名です。
もしも、そのすべてが当社に依頼をしてくれたとしたら、
ただちに社員数を倍にしなければなりません。
無理です、それは・・・。
良い葬儀がご提供できるように、、、全社一丸となって頑張ります。
お茶でも飲みにお越しくださいませ。
柚木 力