中国新聞朝刊に家族葬の記事
2週間前に中国新聞の記者さんから連絡が入った。家族葬の取材をしたいとの申し出。
マスコミが、しかも広島ではNO.1の中国新聞が家族葬の記事~?ううううう・・・・
一瞬、断ろうかとも思ったが、だいたいチャンスはピンチの顔をしてやってくるので快諾(笑)
初回の取材、二時間半の長きにわたって思いを伝えた。記者さんの年齢は30代前半。すなわち私と同世代だった。
しかし、私は毎日葬儀や人の死について考えているので(ま、本業なので(汗))あるていどの死生観をもっているが、記者さんにその思いを伝え、正確に記事として取り上げてもらうためには、最低でも2時間半が必要だった。
新聞ってのは公明正大が旨。よってうちの宣伝をするつもりもなく、少しでも正確な事実を伝えたかった。それは家族葬がマスコミによってミスリードされかけている実態を伝えたのだった。家族葬のメリットばかりを伝えて、そこから生じるデメリットについての苦言がない新聞やテレビが多いという事。損するのは勘違いさせられた消費者・・・そんな構図を断ち切りたかった。
記事内容
「東広島 広がる家族葬・・・団地住民の高齢化が背景」
故人の家族を中心に少人数で営む家族葬が東広島市で増えている。核家族が多い団地住民の高齢化や人間関係の希薄化、不況などが理由とみられ、一軒家を改装して専門式場にする業者も現れた。業界関係者は「ここ数年で広がった形態で、故人の希望や家族以外への葬儀の周知に配慮が必要」と助言する。
佐伯葬祭は専用部屋で年間約100件、家族葬を営む。葬儀全体の2割弱で、参列者は20人が中心。2005年から増え、当時の1.6倍になった。
背景は高度成長期に出来た団地などに住む都市型住民の高齢化だ。市中心部の西条、高屋、八本松地区の65歳以上の高齢化比率は約15%。市街に住む子供が喪主になり、家族中心で営む例が目立つという。
「本人が希望する葬儀を生前にエンディングノートへ書いてもらい、家族で相談してほしい」と柚木力専務。費用の安さを期待する人もいるが、香典が集まらず負担が増えたり葬儀を知らなかった人から不満が出たりすることもあり注意が必要という。
新栄商事グループ(三原市)は8月、八本松町の家を改装し専用葬儀場を開設した。木造2階建て・・・・。
08年秋のリーマンショック以降、同社の三原市の式場は費用を抑えたい客を中心に家族葬の注文が4件に1件の割合で入る。生駒専務は「東広島市にも企業進出に伴い転入してきた新住民が多い。将来的に需要は高まる」と見る。(境信重)
どうだろうか・・・。
家族葬というものはジャンルで言うと小規模な一般葬であって、
何か画期的なすごい事をやるわけではないという性質(あくまで家族中心で行う一般葬という分類)から
当社としては、西条の中心に位置するやすらぎ会館という当社の斎場で
これからも心を込めてお手伝いを続ける予定。
餅は餅屋さんなので、葬儀サービスのさらなる提供・向上のために邁進します。