今日、お打ち合わせでお客様の前で自然に出た言葉
うちは一般葬屋ですんで、そこはきっちりといい式にしてみせます!
と、家族葬の打ち合わせで言ってました。。。とっさに出た言葉。
5名で行う家族葬でした。
変な話ですが、お棺もお骨壷も少しこだわったものにしていただけました。
明日のお葬式も担当ですので立ち会います。最後まで・・・黒子に徹するのみ。
僕たち佐伯葬祭の社員は、、、 一般葬屋です。
人の尊厳は皆平等。本来、○○葬と簡単に言えるものではありません。
こんな話があります。
「普通に心温まるお葬式を提供するのは100%当然であって、○○葬をしたから心温まる葬儀を提供できるわけではない。」
「社葬や団体葬では本来大切な想う心が見えないとでもいいたい? かつて市民葬(現役市長様のお葬儀)まで担当してやり終えた自分としてはですね、そりゃあもう人柄に葬儀が終わってから惚れてしまうということがありました。なぜ、人がそれだけ慕い、選出され、市長にまでなったのか・・・という理由を紐解くお仕事だったと理解しております。いまでもあの市長様が好きでお読みになっておられたという鬼平犯科帳などは今では僕の愛読書です。あのときの秘書さんどうされてるかな。人が多いお葬式ってのは、それはそれで意味があって人が多いわけで、深いものがある。なんだか、その意味を理解しない葬儀社が、無駄なお葬式はやめましょうなんていっちゃってるのを見たら情けなくなってくるんですよね。もっと上見て仕事しろよって。自分のステージ上げる努力しろよって。でも、基本は小さいお葬式ですよ。小さいお葬式を取り仕切れない担当者はもちろん大きなお葬式も取り仕切れるはずも無い。僕がいつも葬式受け持ち中の担当者に意地悪で言う言葉はこれです。
「外の駐車場の状況はどうなってるか?」です。
もちろん分かるわけもないし、ちょうどお寺様が到着される時間ごろから人の出入りも激しくなってくるので、担当者がついつい落ち着きを失う時期なんですよ。これを抑えるためにいつも言います。
「駐車場はどういう状況だ?あと何台とめれるか?」と。
そのうち、「またまた~」っていう眼でみてくれる社員が増えるといいけど、今はまだ
「分かるわけないじゃないですか!ちょっと見てきますわ!」といって手元の仕事を置いたままで外に出てますよね(笑)
あの・・・僕が言いたいのは、その前に誰かに頼んどけ!ってことだったりしてます、はい。