明日の朝礼の原稿が出来ました
街のあちこちで電話通信会社が乱立しているが、携帯電話を持っていない人はここにいるだろうか?答えは聞くまでも無いのだが、少なくともみんなが知っている社名だけでも3つや4つはあるでしょう。ガソリンスタンドでキャンペーン期間中に道路沿いで一生懸命にこちらに旗を振っているのをあちらこちらで見かけるが、最近は電話通信会社もやっているので驚いた。私は大学生時代ガソリンスタンドで2年ほどアルバイトをしていた、20年前と同じ手法であることに驚いた。。また、先日広島市内まで会議で電車で行った際も、駅を出るとすぐにドコモがポケットティッシュを配布し、本通りではソフトバンクだけでなくauもぬいぐるみを着て配っており、夕方になると若い男の子が居酒屋の営業での30年前に母と買い物をした岡山駅前で見た光景と変わらない。
休日に家でゆっくりしていると、チャイムが鳴る。出てみると教材の訪問営業だったり、宗教の勧誘だったり、お家のリフォーム営業だったり、保険の見直しの提案の営業だったりする。もちろんふむふむと聞くこともなくごめんなさいねと断る。必要だと思っていない物には特に明確に断るし、あまりにしつこい営業にはガツンと無愛想に断る(笑)。
しかし次から次に、ひっきりなしに様々な会社が、同じような手法でやってくるものだが、さきほどのティッシュ配布、訪問営業、だけでなく、いわば時代の最先端であるIT関連の通信各社までもが、20年も30年も前と同じスタイルでやっている。
なぜだろう?もっと効率がいい手法は無いのか?もっと集客力のある方法は無いのか?経営や営業の勉強本に出ているような「一人勝ちの法則」みたいな手法はないのか?孫正義(ソンマサヨシ)ほどの男がそれが分からないのか?でわ孫正義は馬鹿なのか? 実はそうではないのだ。
見てもらえたら分かるように、私は熱しやすく、自慢にはならないが読書の量も多い。これまで月に2~3冊は経営手法や小説や単行本を読んで18歳から毎年読書は50冊は超えて勉強してきたが、正解に近付けたと思ったことは、実はあまりなかった。しかし、先日こんな言葉に出会った。それは「私は様々な勉強と読書に取り組み努力してきたが、どれも中途半端に終わってしまったと思っている。皆さんも本屋さんに行けば、知りたい事が書いてある本には出会う事は出来るがしかし、それで皆が成功出来るなら誰も苦労はしないであろう。しかし何かの手法を手にして成功した人間はどこにもいない。世の中には同じ結果を出すとして、その手法は10人いれば10通りある。むしろ、どの成功者にも共通している点はこの一つしかない。それは「本気で取り組む。全力でやる。」という姿勢である。」と。1万人にティッシュを渡し、その中の一人か二人がお店に来店するだけなのである。
現在、佐伯葬祭は本気である。誰より先駆けてこの町に斎場を建設し、どこより安く商品を提供し、どこにも負けない設備でお客様に立ち向かっている。あとはその建物を使ってどのようなサービスおもてなしをするのか?社員教育はどうする?他社に負けないものは建物なのか?それとも人なのか?。どの宗派の司会もそつなくこなせる、葬儀委員長が立つような社葬を取り仕切れる、俺はそうなるんだ!ちょっと腰をあげてみるか?今年中に全部出来るようになれとはいわない。今年中になりたいな?と思って欲しい。やる気を無理に出させるような事はしない。しないのだが、社員自らのやる気が出るような会社にはしたい。そのための変革は必要であろう。これはどこの組織でも同じであって、誰にも言えるが、権利を主張する限りは義務が発生する。そこをしっかりコミュニケーションをとっていこう。そうすれば大丈夫だろうと考えている。
こんな話を・・・短めに話せたら社員も最後まで聞いてくれるだろうけど、私・・・・話が長いので(笑)
自信ないなあ(笑)