何がよいかは口先ではなく行動で
昨年夏より社員全体会議でいつも話すことがあります。
「100の批判よりも1つの提言、1つの提言より1つの行動」です。
社長が悪い、市長が悪い、政治家が悪い、社会が悪いと1000回言っても、町は何一つ変わらない。まして自分の生活が良くなることもない。ひたすらに「1つ行動を興す」のである。
同じで、おもてなしとは何か?と問われても答えは一つではないがゆえに、様々な角度から検証し、挑戦して(提供して)はじめて社会から評価を受ける。そして改善したり、さらにその方向性を突き進めたりして、やがて良いものに確立していく。この挑戦という行動がもっとも重要なのである。そして社会(お客様)はその試行錯誤する社風を見て、良くも悪くも選択をしてくださる。
この春から徹底的にお客さんが少しでも楽になるためのお手伝いを自社なりに行います。社長である私も頑張る。だけど社員も頑張ってくれるからこそ出来る同じ想いの成就。
自分が遠く離れた親戚のお葬式に駆け付けた時、長時間の車の運転で体がクタクタだった。近くのホテルに泊まったけれど、マッサージを呼んで体をほぐしてもらった。でも、来てもらうまでに1時間以上待った。ここにマッサージチェアがあったらいいのに・・・
そこで当社は身を削ってでも最高級のこれを置いてみることにしました。それが↓
まず、社員には「想いをアウトプットする習慣をつけさせること」を目的として必ず発言の機会を均等に作っています。
するとみんなが笑顔になります。活気も出るんです。そして使命をもつようになります。
また、「やらないまたは出来ない理由を考えるではない。」と繰り返し説いています。
とにかく、お客様のために全力でやる。まずやる。そして続ける。
やることも大事だが、やり続けることが一番大事。
学びは大切だが、学び続けることが一番大事、そんな意味です。
経営の用語で言うところのPDCAサイクルです。プラン、実行、チェック、改善・修正
野望と志の違いってご存知ですか?ちなみに私に野望などというものは何一つない。これもいつも社員に言っています。
野望とはその代で成しうるもの。志とは何代にもわたって果たしたい素晴らしいものであります。理念のようなものです。
世の中には、自分自分、俺の俺の・・・とやりたがる輩が多いが、葬儀社というお仕事は人に尽くして生涯をまっとうするもの。
大切なのは会社の名が東広島市で売れることじゃなくて、熟れること。
創業70年の当社がいま掲げる志は「このまちに生きた命の尊厳を大切にする」こと。生きている間が素晴らしい時間であることをお手伝いさせていただくこと。詩人じゃないのできれいな言葉は浮かびませんが、本音です。