ライフエンドはどこへ。終活TV番組、どこへ向く
これからの日本の寄り添いを考えていくときに欠かせないのは世の流れと見えない真実を見抜く力。
携帯電話の普及が却って独居家族や核家族を産んでしまったように、便利さが良く作用しないことがある。
TV番組の情報も非常に重要だが、却って偏重報道によって嘘を掴まされることもある。
そういうときに社長である私が用いる手法は、いつも統計である。
事実に基づいて数値化する。その流れを読み解いて次なる方向感を想像する。
当社グループでは私以外に終活セミナー講師を務めてきたのは部長、司法書士、遺品整理担当、そしてKAMONケーブルテレビでもおなじみの永代供養事業部竹中であるが、今月末のセミナーも控えているので、今回はそのネタ元をある程度作成し、取り入れてもらった形で私以外の講師に一任することとした。
2010年から2016年までのTVで放送された終活番組の内容はほとんどが 「〇〇の値段」あるいは「終活を行った芸能人の体験談」が主で、対象者は〇〇だった。
しかし2017年からは変わってきた。「〇〇をどうする?」「△△はどうする?」へ変わり、対象者も〇△から◆〇へ。
そして2018年からは「◆△〇は大丈夫か?」「▲▲◆問題対応済み?」
さらに2019年になると「何を準備しておくかではなくどのように死を迎えるための老後に向けた生き方をしていくのか?」に変わってきている。
それも分からなくはないのです。なぜなら
政界のみならず世間を騒がせた年金2000万円問題というフレーズ。これが落とした影響は計り知れない。どこかのミサイル並みに国民の不安な心に突き刺さりました。
この10年、元をただせばリーマンショック以来。分析を進めていくと、これから導かれるTV番組等によって形成される世論の方向性。これの答えが出ているので、着実に事業計画を遂行し準備しておくのみです。
一つ言えることは、東広島の皆様、安心してください。これだけです。