「思わぬ展開となりがちなさいごのとき」
「思わぬ展開となりがちなさいごのとき」
東広島市葬儀ご依頼件数第一位の葬儀社「アイフィットさいき葬祭」に昨今の葬儀事情について話を聞いた。
―最近の葬儀までの流れをお聞きしたい
入院が長い方もおられますが急変で死を迎える方も。普通は急であっても失礼がないよう連絡すべき人を思い巡らせて連絡を入れますが、最近はポリシーをもって「内々で済ませる」方が増えました。
―葬儀の小型化にはどのような対応を?
家族葬専用ルームが従来は直営2会場のところ現在は4会場に改築し、さらに協力店のおかげで小型施設を2か所増やし合計6か所+市営のレンタル会場です。しかし当社の場合、なんと市営会場より安い上に当社ならではのサービスが行き届くので当社の会場をご希望される方が多いのが現状です。
―冒頭の「思わぬ展開となりがち」とは?
例えばひっそりと葬儀を行うつもりが結局、ありがたくも親戚がたくさん集まってくれた。さらには少数とはいえ友人も。これが思わぬ展開です。もし兄弟や親戚がおられるようなら、こちらの思い通りにはならないリスク。葬儀の事後報告もトラブルの元に。
―トラブル事例を掘り下げて教えてください
例えば不動産物件を探す時でも暮らす人数によって必要な部屋数は変わりますね?1kで足りる?3ⅬⅮKはいる?それに一つくらいこだわりたい部分も?なのに思わぬ展開で訃報が広がると1Kの部屋に10人超えて集まり、さらには大変お世話になった方までもが予期せず参列に…みたいな事に。こうなるといくら世界の名医でも手の施しようがありません。
―御社ならではの対策は?
当社は価格は大手以下、中身は地域の皆様のご依頼件数を見て頂けたらありがたいですが「近くて便利で選べて納得!」をスローガンに掲げ家族葬式場であろうとも、10名、20名とご会葬者が増えても万全の間取りにしています。1Kなのに途中でも2DKに変更できる感じです。これは当社ならではのアイデアです。それに加え、バリエーション豊富な式場のカタチが当社の売りです。
―ブログ読者に一言
人に知らせない事に固執するとかえって反感を買うご葬儀になる可能性を緊急警鐘します。家族葬という言葉が出てきた時から一貫して申しておりますが、皆様が思われている家族葬とは普通のお葬式の小型版のことではないでしょうか?無理に派手なことをする必要はありませんが、安易な縁切り葬ではないはずです。キーワードは「ご予算内のお葬式」です。